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ミズクラゲ(jellyfish)

  • 2012/08/21 05:28
  • Category: 浴衣
まだまだブログで紹介していない浴衣があったなあと

もう8月も終わりつつありますが、まだまだ夏は終わっちゃいない

書けるときに書かなきゃと思いまして

「ミズクラゲ」の紹介です

これは昨年初お目見えしたのですが、昨年は記事にしてなかったなあと...

jellyfish01.jpg

波間に揺蕩うミズクラゲを浴衣を海にたとえて泳がせてみました

jellyfish003.jpg



おそらくですが、浴衣や着物の柄としては初?の試みだと思います



いまだ生物学的にも謎の多いクラゲ

その透明感のある美しさと水流に身を任せながら揺蕩う姿がやすらぎと刺激の両方を与えてくれる存在

今に生きる人たちが興味を引かれる存在なんじゃないかって...



青紫の海に蛍光に発色したような黄緑色のライン

バックにはクラゲの水管をデザインしました

波間に揺蕩うイメージが表れていたら幸いです




クラゲへの思いは、ある意味思い入れが強過ぎるがゆえに今まで作れなかったというか、複雑な感情でした

もしかしたらこの仕事をはじめたころからずっと形にしたいと思っていたものかもしれません


今から約25年前、僕がやっていた演劇というかアート集団というか、

そこでクラゲを舞台に使おうと飼育していたんです


出会いは「昭和天皇のご研究」という展示会でした

本当の目的は「ボロフスキー展」だったはずですが、となりでやっていたミズクラゲの展示のインパクトがすごすぎて...もう心を奪われてしまったわけです

そしてそこからが大変で、江ノ島水族館にクラゲ飼育を教わりにいったり、火力発電所の冷却水が放出される場所に採集にいったり、と
※江ノ島水族館の志村先生には大変お世話になり、志村先生も著者として名を連ねる「水族館は海への扉」(岩波ジュニア文庫)には、僕のことを書いてくれました(おそらくもう絶版)

結果、飼育には成功し(説明すると長くなるので省きますがクラゲの飼育は本当に難しいんです)、舞台にも使用されたんですが

naru_jellyfish01_2.jpg
25年ほど前、某雑誌に載った写真


年月が経った今も、どこかでクラゲを何かの形に残したいとずっとずっと思っていました

着物の仕事をはじめて、なんていうか過去の仕事にとらわれたくない変な感情もあって、もしかしたらさけていたのかもしれません

でもなんかそんな気持ちがくだらなくも思え、それより今の人達がどういう風にとらえるのかなとか、今の人達は求めているんじゃないかとか、そういう気持ちの方が重要に思えてきて形にしてみたわけです






クラゲはその傘に空気の泡が入るとそこから溶けていってしまいます

なんとも儚く一生を終えていくのでしょうか


又、再生機能も備えていたりと

不思議な生き物ですね


眺めていると、彼らには意志のようなものがあるのだろうかとか考えてしまいますが、(脳がないからおそらくないのでしょうか)

そんなものは小さな考え

その美しさという魅力に存分に浸っていたいものです





暑い夏に不思議な気持ちを携えて街という海に泳ぎ出てください

P1010111.jpg
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