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九尾の狐(fox of nine tales)

  • 2012/07/16 04:26
  • Category: 浴衣
iroca_kyubinokitsune.jpg


もう7月の半ばになってしまっているのに、今年の新作の説明をまだ書いてないなあ、と

少しづつ時間をみながら書いていきたいと思います


まずは「九尾の狐」



ずっとずっとやりたかった妖怪シリーズ

第1弾は、やっぱ九尾の狐でしょ、と

思い入れたっぷりの妖怪です


ある意味女性系の妖怪では最強

日本三大悪妖怪の一つでもあります


「玉藻前」の話が有名ですね

女性の情念とか深い愛情を強く感じさせるキャラクター


wikiに僕が感じる考えと近い文章があったんで転載しておきます

「玉藻前、九尾の狐を単なる国や王朝を破壊しようとした悪役ではなく、孤独を恐れ、愛情に溺れ、運命に弄ばれた悲劇のヒロインとする見方もある。」

そう、まさにそんな思いを込めてデザインしました

やっぱり僕は男ですから、本当の意味で女性の深い部分はわからないのだけれど

女性は皆、そういった部分をもっているんじゃないかって、そんな風に感じます


そんな九尾の狐(玉藻前)の愛が深すぎるがゆえの心の片隅にある毒の部分を「キツネノカミソリ」で表現しています

キツネノカミソリとは、彼岸花の1種で有毒植物

花びらが剃刀に似ていること、花の色が狐の体毛の色に似ていること(僕の場合は真紅にしました)から名づけられました
(ちなみにこのキツネノカミソリを見ただけで一発で見抜いた方が前の記事で書いた豆千代モダンの狩野さんです)



「妖怪」って悪いイメージだけでなくて、「妖精」のイメージも僕にはあります

なんとも愛おしく感じる存在でもあるし、幼いころから慣れ親しんだ存在(水木先生のおかげ)でもあります


今後も第2弾、第3弾と(1年に1種いや2年かな...)続けていこうと思っています

お楽しみに!



それから、画像の半幅帯は「LOTUS」蓮の花です

皆さんもご存知の通り、蓮は泥がきたなければきたないほど大きな花を咲かせます


仏教的にも人生にたとえる部分が大きく、

美しい花を咲かせるにはきたない泥が必要、つまり辛いことや悲しみがなければ人生花開かない

というような教えがあります

泥の中に根をはり水面に美しい花を咲かせる、辛苦や困難の上にたってはじめて幸せがある

なんて考えができると思います


「九尾の狐」(玉藻前)の思いをある意味浄化する、昇華する、そんな意味合いであわせてみました




着物の世界では、蓮の花はあまり使われないようですね

あんなに美しい花ですから自分なりに色んな意味づけをして身にまとってもらえたらと思います

画像の赤地のものと他に黒地のものもあります(裏地はそれぞれ2種類)




※又の機会に、柄の持つ意味合いに対する僕の考えなんかを書いてみたいと思います


kyubinokitsune01.jpg


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